木造住宅の耐震補強 Ver1(1)

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     ・現代の木造住宅

     木は日本人にとってなじみ深く、清涼感と香気に富んでいます。建築材としても優れた材料で、軽量ながら強度があり、粘り強さもあわせ持っています。



     たとえば石やコンクリートは強い力で押されても十分に耐えることができますが、曲げると容易に崩壊してしまいます。
     また、鉄は木材以上の強度を持ち、曲げにも強いのですが、重量があり扱いも難しい素材です。
     それに対して木材は容易に扱え、なにより安価でもあります。


    膨大な量の石が積まれているピラミッド : 4千年以上経っても崩壊しない

     我国は森林資源に恵まれ、古代から建物を木で造ってきました。
     木材は耐久性もあり、何百年以上の風雪に耐えている寺院も多く存在しています。その間には何度も地震や台風があったはずですが、大きな被害を受けることもなく、現在でも悠然と存在している建物を各地に見ることができます。
     これらの寺院や神社は野太い材を使用することで災害に対抗して来たと考えられています。 


    法隆寺 奈良時代 : 築約1400年

     
    それに比べて、日本の木造住居は細身の角材を使用し、湿度対策として大きな開口をあけているので、壁の少ない華奢な作りにならざるを得ませんでした。
     もちろん住居でも数百年の風雪に耐えているものは多くありますが、現代のものはその多様なプランニングなどによって、一部の住居に脆弱性を否定できません。


    桂離宮 江戸時代初期竣工 : 現代の木造住宅とほぼ同じ太さの材が使用されている




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